ツアーで楽して富士登山
一生に一度位は富士山からのご来光を見てみたいという人が結構います。普段登山をしない人がいきなり富士登山をしようとしても、何を用意したらいいのかも分かりません。登山用品って意外に高いんですよ。
とりあえず登りたい!!
ツアーで丸投げプラン
個人旅行より楽です。大都市部にお住まいの方であれば、交通機関で富士山のふもとの登山口まで連れて行ってくれ、ガイドさんについて行くだけで、天気が良ければご来光を拝むことができます。
プラン1例
1泊2日 大阪発新幹線利用の場合
東京に11時過ぎに到着後、山道具レンタル屋さんに寄り、山梨県側の登山口(吉田口)に15時過ぎに到着。
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夕方から登山開始。3.4時間で山小屋到着夕飯を食べて仮眠
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夜に起床、山頂でご来光が見れるように登山開始。ガイド付き
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ご来光後、下山開始
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10時位に下山し、お風呂に寄って18時頃に東京駅に到着
費用は出発日によりますが、だいたい5万円となります。
夜行バスプランであれば、3万円前後で行くことができます。
登山道具一式レンタルしようと思えば、だいたい1万円上乗せとなります。
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- ショップ: 楽天ブックス
- 価格: 1,650円
何が必要?
登山用品をレンタルしてしまえば楽です。しかし、服装などは持っていく必要があります。カロリーを補給するために、飴やチョコレート、カロリーメイトなどの行動食なども必要となります。
- ジャンル: CD・DVD・楽器 > Blu-ray > TVドラマ
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- 価格: 648円
登山用品として
登山靴
上下セパレートのレインウエア(半透明ビニールの簡易なやつは不適)
ヘッドランプ
登山用リュックサック(大型デイパックなら転用可)
これ位の大きさだとギリギリいけるのでは?
身近にあるもので代用できるもの
服装
速乾性の上下ウエア(長袖ジャージなどでOK)
フリース又はダウンウエア
手袋・ネックウォーマー・ニット帽などの防寒具
荷物が入ればリュックサックの大きさは何でも良いと思います。ただ、コンパクトに詰めるというのが初心者には難しいと思います。手で荷物を持つことにならないように!!
富士山の山頂は寒い!!最高気温が8℃~13℃、最低気温は3℃~5℃。さらに風が吹くともっと寒く感じます。これに対応できる服装だったらOKです。ただし、坂道を上るので、汗をかくこともお忘れなく。スタート地点の5合目は10℃~16℃あるので、気温に応じて脱いだり、着たりという事が必要となってきます。
富士山で大失敗!!防寒具を忘れる!!
私がツアーで参加した時の事。5合目まで観光バスで運んでもらい、剛力さんとツアーの添乗員さんに連れられて登山開始。元々登山をしている私、ツアー参加という事でどうしても連れて行ってもらう感があったのでしょう。絶対必要な防寒具をバスの中に忘れていたのです。
ツアーの予定は15時から登山開始→7合目で仮眠→山頂でご来光→下山開始→日帰り温泉で入浴という手順でした。なのでバスに温泉セットを置いていったのですが、温泉セットと一緒に防寒具も置いてきていたのです。
元々暑がりな私は仮眠を取る山小屋まで気づきませんでした。いざ取り出そうにも防寒具が無い!!あるのは雨具だけ・・・。添乗員さんに事情を説明して7合目で待っていようか・・・?と考えましたが、ここまで来てという貧乏根性が出てしまい、半袖Tシャツに雨具を着て登山することに。気温がみるみる下がると同時に登山の渋滞で進みません。体は冷える一方。
私の登山体験で一番寒かったです。歯を食いしばるものの、奥歯がカチカチと鳴る、夜明け前が一番冷え込むのですが、ご来光まではあと少しある・・・。眠い!とりあえず無茶苦茶眠くなってきた所でご来光!!何とか間に合いました。
楽しく登るにはちゃんとした準備を!!
ご来光は拝むことができましたが、この登山の記憶は「寒い・辛い」のみです。ただでさえ登山はしんどいのです。ラクして登れるように準備をしておけば、楽しい記憶になります。2回目の富士登山に行った時には装備は万全だったので、とても楽しかったです。しんどい・寒い・お腹空いたなどネガティブな状態だと仲間同士で行ってもギスギスしてくるのです。せっかく仲間で行ってるのに残念な思い出になってしまいますね。
雨具も2980円もあれば、3万円のものも存在します。必ずしも高い=良いとは言いませんが、3万円の雨具の方がメリットは大きいです。高価格帯の雨具はコンパクトに収納できて、軽量、蒸れを軽減するなどの特徴があります。どれも快適に過ごすには必須です。
ただ、体力に自信がある方であれば軽量で無くてもいいでしょうし、嵩張っても構わないというのであればそれもまた良いと思います。程よくお金を掛けて、削れる所は削って富士登山にチャレンジしてみてください。
添乗員さんと剛力さんがいれば安心です
ツアー丸投げがおすすめなのは、添乗員さんと剛力さんが付いてくれる事が多いからです。シーズン中何度も登っているので、混雑状況などもよくご存じです。自分達で登ろうとすると仮眠する小屋の手配からして大変です。そして歩くペースが分からない。ご来光に間に合うように登るなら、ご来光の時間も把握する必要があります。
酸素が薄くなって、気温も下がる中歩くので、慣れないとバテてしまいます。バテてしまうと、少し休憩しても回復せず、肝心の場所で足が上がらずつまずいたりします。
荒天であれば引き返すのですが、自分達だとどうしても判断が下しにくいのです。あともうちょっとという思いが危険な判断をしてしまいがちです。